本研究所 について

近年、デジタル技術の進展により、日常生活から得られる健康データの利活用が大きく広がっています。テックドクターでは、こうしたデータを機械学習を含むAIで解析し、疾患の早期発見、診断支援、治療効果のモニタリングなどに活用できる「デジタルバイオマーカー」の研究開発を進めてきました。
しかし、こうした新しい指標を医療やヘルスケアの現場に定着させるには、「データを示す」だけでは不十分であり、医療従事者や患者にとって“使いやすいかたち”への転換が不可欠です。その実現を支える技術として、AIへの期待が高まっています。
本研究所は、AIとデジタルバイオマーカーを活用したこれからの医療のあり方を探求し、社会実装を支える理論構築と技術検証を行うを目的に設立されました。倫理・制度・UX(利用体験)などの課題にも向き合い、実践的な知見の蓄積と外部連携を進めてまいります。

主な活動内容

AIとデジタルバイオマーカー活用の
応用領域の理論構築

倫理的・実装上の課題整理と検証

既存研究の文献調査と事例収集

社会実装に向けた活用モデルの提案

学会やカンファレンス等での
成果発表・共有

医療におけるAI活用の研究支援

note記事一覧

対談インタビュー

AIが医療のあり方をどう変えていくのか——
アドバイザー研究者の岸本先生と矢野先生に、さまざまな視点からお話しいただきました。

対談インタビュー

AIが医療のあり方をどう変えていくのか——
アドバイザー研究者の岸本先生と矢野先生に、さまざまな視点からお話しいただきました。

研究体制

本研究所では、多様な専門領域の研究者の皆様と連携し、理論と実践を往還する体制を整備していきます。

アドバイザー研究者

岸本 泰士郎 先生

慶應義塾大学医学部 ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座 特任教授

矢野 裕一朗 先生

順天堂大学大学院医学研究科総合診療科学 教授 兼 AIインキュベーションファーム センター長

藤田 卓仙 先生

公益財団法人東京財団 主席研究員 兼 慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 特任准教授

井上 祥 先生

横浜市立大学 共創イノベーションセンター 特任准教授 兼 京都大学大学院 健康情報学 客員研究員

研究成果

2025/5/30

【掲載情報】東京財団のサイトに「医療AIの文化的実装」記事が掲載

当研究所のアドバイザリー研究員でもある藤田卓仙先生と、代表湊による共著記事が、公益財団法人東京財団のウェブサイトに掲載されました。
医療AIの文化的実装 — 社会制度と文化の視点から考える導入の意義と課題

2025/5/27

【実証事業】矢野裕一朗 教授と共同で、ウェアラブルデバイス×大規模言語モデル(LLM)の融合システムを開発

順天堂大学医学部 総合診療科学講座 教授/AIインキュベーションファーム センター長の矢野 裕一朗先生をアドバイザーに迎え、ウェアラブルデバイスから得られる生体データと、大規模言語モデル(LLM)を活用した医療支援システムの開発・検証の実証事業を開始しました。

2025/5/13

【論文調査】総説:医療分野における人工知能(AI)活用の最前線と今後の展望

本総説では、医療領域におけるAIの実臨床での活用状況、医師や患者への影響、倫理的課題、そして今後の研究動向について概説します。

2025/5/13

【Research Report】Review: The forefront of the use of Artificial Intelligence (AI) in healthcare and future prospects

This review provides an overview of the current utilization of artificial intelligence (AI) in clinical practice within the medical field, its impact on physicians and patients, associated ethical challenges, and future directions for research.